RPAの導入が滞る

RPA業界に異変!?日本においてRPA導入が滞っている理由

RPAの導入率は、会社の規模にほぼ比例している現状があります。

また、業種によっても明らかな違いが見受けられますね。

RPA導入が進んでいる「業界」と「理由」

RPA関連の記事を日々見ていると、大体登場する業界は決まっていますね。ご存知の通り、2トップは、「金融業界」と「保険業界」です。どうして、この業界ではRPAに力を入れているのでしょうか? RPAの導入決[…]

RPA導入が進んでいる

 

RPA業界を象徴するニュースが2つありました。

1つ目は、日本三大RPAツールの1つ、BizRobo!を提供している「RPAホールディングス」の決算発表。

■前年第1四半期
売上高:1,784百万円(17億8千4百万)
営業利益:198百万円(1億9千8百万)
経常利益: 196百万円(1億9千6百万)
四半期純利益:124百万円(1億2千4百万)

■今年第1四半期
売上高:2,123百万円(21億2千3百万)
営業利益:169百万円(1億6千9百万)
経常利益:125百万円(1億2千5百万)
四半期純利益:51百万(5千1百万)

 

売上高は前年と比べて19%アップしたものの、
営業利益が-14.6%、経常利益が-36.1%、純利益が-58.7%と増収減益。

どうやら「営業外費用」、「販管費」の大幅増加が原因のようで、販路拡大に苦労しているようです。

日本において、大企業と呼ばれるところに関しては、ほぼRPAが入っている状態になってきました。

いわゆる「上澄みを掬い終わった」状態といえるかもしれません。

ここからは、単価の安い中小企業をどうやって沢山かき集めて、積み上げていくのかということになるのでしょう。

 

しかし、元々RPAの導入費用というのは、中小企業にとって安くはありません。

仮に導入しても、毎年費用が発生するRPAに対して元が取れるのか?という話になり、売り込むのも難しいでしょう。

となると、既存のお客さんに対して不公平とならないようなサービスの作成、売り方を考えなくてはなりません。

NTTでは、インストール型WinActorの販売ではなく、SaaSのサービスで「回数いくら」という売り方を提案し始めています。

実際に安いかどうかは別にして、安く見せなくては売れません。

RPAホールディングスも来期の売上を下方修正していませんので、何らかの策は考えているのでしょうね。

 

 

続いて、

サイバーエージェント<4751>子会社のサイバーエージェントRPAは、1月14日付の「官報」に(サイバーエージェントアールピーエー)を「解散公告」を掲載し、昨年12月29日をもって解散したことを明らかにした。

同社は、ホワイトカラー業務の自動化を推進するテクノロジーRPA(Robotic Process Automation)の全体設計から導入、運用を行うRPAに関わるコンサルティング事業を行う会社として、2018年12月3日に設立されたが、わずか1年で解散となった。

というニュース。

 

サイバーエージェント自体は、どこのRPAツールを提供していたのでしょうか。

検索してみたところ、UiPathの導入で大きな成果をあげていたそうなので、UiPathの代理店としてやっていたのかもしれませんね。

そして、導入する立場から、導入支援の側へと向かった訳ですが、結果として1年程で撤退。

理由は書かれていないものの、企業が撤退する理由は、やはり採算性でしょう。

個人的には、上記のRPAホールディングスと同じ落とし穴にはまったのではないかと思います。

RPAを使えば、大きく経費削減できるので、ニーズは絶対あって行けるはず!と。

 

しかし、1年前の時点で、大企業の大半は大なり小なり導入済みで、入っていけるところは少なかった。

かといって、中小では現状のRPAのレパートリーでは採算が取れないと言われ、話が進まず。

結果、ジリ貧な状況を鑑みて「撤退」という選択肢を選んだものと思います。

振り返れば、一番の失敗は、スタートが遅かったことかもしれません。

そして、サイバーエージェントはWeb系の会社であり、AIに特別強い会社でもないので、RPAとのシナジー効果もあまりないことから、損切り!ということになったものと想像します。

 

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